2007年12月10日月曜日

銘柄選定 その2

女性目線ということもあって、やはり銘柄選び一つとっても、食品など生活に密着したものが気になってしまいがちです。

そこで、今日は食品系にしぼって少し企業情報・株価詳細をチェックしてみました。
外国人保有率に着目して抜粋すると

VNM ビナミルク 44.57%
TRI チベコ飲料 42.7%
IFS インターフード 49%

3社が圧倒的人気です。

ビナミルク[VNM]はその企業規模から、インターフード[IFS]は輸出を主に取り扱っていること、チベコ飲料[TRI]は安定したキンド食品と同グループなど、どちらも何となく納得がいくところです。
ただ、ビナミルク・チベコ飲料はPER値、PBR値が跳ね上がっていて、割高感があるように思いました。
そして、インターフードは外国人保有率が既に49%とあり、現状は購入が出来ないですね。


現状買えない1社と高値の2社はどちらも縁がなかったと思う事にして、
上記以外で食品系にしぼって、他に気になる企業は?と調べ、

 SAF サフォコ食品株式会社

に着目してみようと思いました。

事業内容は、麺類・澱粉製品・食品の加工、食料品・食品・電子製品・日用品・建設資材の販売、ライスペーパの加工、倉庫賃貸他 とあります。

PER14.48、PBR3.81と落ち着いていて、且つROAも15.88%となっています。
最も引っかかるのは外国人保有率0.55%の低さと、時価総額が小さいという事です。
それにも関わらず、なぜサフォコ食品[SAF]をピックアップしてみたかというと、これはベトナムで生活していて、日々欠かせない食品を扱っていて、安定した需要のある、利用頻度の高いメーカーであることからです。

私自身、スーパーや商店でサフォコ社のマカロニや春巻きの皮、春雨、乾麺をでよく見かけます。
おそらくベトナム人の主婦に訪ねれば誰でも知っている台所の常連です。その為、企業規模としては小さいですが、国の発展とともに徐々に力をつけていく企業のひとつなのではないかと思いました。


ちなみに、私もよく(写真左)の乾麺は家によく買い置きします。
こちらの麺を茹でてから炒めると、日本の焼きそばに近いものが作れるからです。
(ベトナムではマルちゃんの焼きそばのようなチルドの蒸し麺が売っていないので代用しています)
ソースで味付けをするベーシックな焼きそばの他、
茹でた後、多めの油で麺をカラッと焼いて、その上に野菜炒めをトッピングするあんかけ焼きそばを作ったり、結構あると便利な一品です。

ここは一つ、サフォコの麺と併せて、サフォコ株も買い置きしておこうと思います。